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セガ、死にたもうことなかれ


PS4の「新・サクラ大戦」を積みゲーにしたまま、ドリームキャスト版の旧シリーズの「サクラ大戦2」を中古で購入。後期に発売されたメモリアルパックの方で、同梱のメモリアルDVDもちゃんと付属していた。

何故コレを買い直したかというと、GDEMUの導入に際してのリッピング作業において「サクラ2」のDISC3だけがどうしてもリードエラーが発生して途中で終了してしまうからだ。複数の本体でやってみても同事象だったので、GD-ROM側に問題があると睨んで、別のソフトで試してみたかったのだ。
結果はOK。キッチリと全データのリッピングに成功し。GDMENUからの起動も問題なくできるようになった!
リッピングに失敗してた既存のものと今回のモノのパッケージを比較してみた。右側が2000年9月21日発売の初回限定版(ぷるぷるぱっく同梱版)の中身で型番がHDR-0108。(※同日発売の通常版は型番がHDR-0082 )

なお、この旧版にはプレビュウディスクの名称で「サクラ大戦3」の予告ムービー等が収録されたGD-ROMが1枚同梱されているので、都合4枚組の体裁だ。

左側が今回入手した2002年2月7日発売のメモリアルパック版で、型番がHDR-0193 。当時分社化していたCS2研の社名「オーバーワークス」のロゴが入っている。

メモリアルパック版というのは「4」の発売を控えてシリーズ未経験者に過去作をプレイしてもらうのが主目的の廉価版で「1」にはカレンダー「2」にはDVD、「3」にはオルゴールのオマケをそれぞれ付けて、あわよくば既存ユーザーも買い足してくれるんじゃないかと期待した商売w
パッケージ裏面も『まちがい探しクイズ』的な差異がちらほら。文字数の関係からか画面写真が削減されている。会社名も旧版発売時は「セガ・エンタープライゼス」で新版は「セガ」なトコもポイント。この後の数年間は分社&合併を繰り返して一旦「セガ」を名乗る会社は無くなって、また今月(2020年4月1日)になって「セガ・ゲームス」と「セガ・インタラクティブ」が合併して「セガ」に戻ったらしい・・・。いやはや。


リッピング後のINFOファイルを比較してみた。内部的な型番は通常版であるHDR-0082が振られているようだが、バージョンが「V1.002」から「V1.005」にアップデートされちょるね。この辺りがリッピングの可否に関係してるのかもかも鴨。あとGD-ROMの構成数が何故か7枚になっているな。ひょっとしたら当初はメモリアルパックは1&2のセットで発売するつもりだったのかもしれぬ。そうすれば7枚組で納得っすわ。

ドリームキャス子さんのGDEMU化

以前から存在は知っていた『GDEMU』なるブツ。ドリームキャストの一番ヘタレやすい部品であるGD-ROMドライブになりすまして、SDカードのデータをさもGD-ROMドライブから読み込みましたぜ。という顔をして本体に渡す仕組み。

面白そうだけど、値段がそれなりだったので未導入だったが、最近ではコピー品が安価で出回り始めたので試しに導入してみんと欲す。

 

どんなドリキャスでもOKというわけではなく、本体の基板のバージョンがVA1でないとダメなのだとか・・・。

 

ウチのドリキャスは新宿ソフマップで新品で買った『ルリルリの皮を被った湯川専務』だったので想像はしていたが、開けてみたところやはりVA0(最初期型)だった。残念。

ちなみにVA0基板にGDEMUを装着して動作させると、一見ちゃんと動作するように見えるが、後々ダメージが蓄積して壊れるとのこと。これは、VA1のGD-ROMドライブは3.3Vで動作しており、GDEMUもそれに合わせた設計になっているが、VA0のドライブは5Vで動作しているからだそうだ。

近所のBook-offで見たところ、完動品のドリキャスはコントローラ1個付で約5000円の相場。

それなら、某ヤフオクでジャンク5台で5000円にチャレンジしてみたくなるのは人情ってもんだわな。

 

結果、5台中3台がVA1でしたぁ!!

電源を入れてちゃんと起動画面が出る一番外装がキレイな奴を選んで、分解清掃開始。

外見は綺麗だったが、内部には焦げ茶色の物質がアチコチに・・・。

最低最悪の物質を想像したが、違ってどうやらコーヒー(甘い缶コーヒー?)らしい。フロントのコネクタあたり、右側のファンの下、本体ケース下部に多めに固着していたので、本体右前に置いていた缶コーヒーを倒して本体にかかってしまったものと推測。本体各パーツを分解してみたところ、放熱&電磁波対策の屈強なシールドに守られているため、本体基板はノーダメージのように見える。
改造作業自体は、既存のGD-ROMドライブを外して、GDEMUに置き換えるだけなので非常にラク。ハンダづけスキルは発揮する余地がない。

少しでも見栄えを良くすべく、別ルート(e-Bay)でUKから取り寄せたSDカードカバー&トレイを装着。

ちなみにGD-ROMソフトの吸出しは4年程前にドリキャス用のエミュを動作させるために買ったSDカードリーダーが活用できたッス。

 

そんなわけで、結構アッサリと起動してしまった。VA0に比べてVA1は排気ファンが随分静かなんだね。

先日整えたブラストシティ筐体にも映すことができるので、『斑鳩』と『トリガーハート エグゼリカ』なんぞは、オリジナルのNAOMI版とXbox360版、ドリキャス版の3種がとっかえひっかえプレイできる環境になった!

 

GDEMUで複数ソフトを書き込んだSDカードを快適に使うためにGDMENUというソフトを使うのだが、副作用(?)でリージョンチェックを回避できるので『NAMCO MUSEUM』も面倒な操作なしに起動する。

縦画面に設定出来なかったり、画面レイアウトや音声等の移植度合もアレなので、あまりアーケード筐体でプレイする意義は無かったりするケドね。

未来のミライと過去のブラックバス

細田守監督の新作『未来のミライ』を観てきた。(@太田イオンシネマ)

事前情報を極力入れずに観たのだが、タイトルから時間旅行的なSF物語と勝手に推測していたのだが、予想に反して家族愛(血のつながり?)を中心にしたファンタジーだったッス。『サマーウォーズ』や『バケモノの子』にあった世界の危機に直結する大げさなトラブルも無く、最大の試練が『迷子』だった。しかも現実世界での迷子ではなく、意識を投影したファンタジー世界で妹を通しての自分の立ち位置を見つける、4歳児が自己を確立する話であった。

地下ホームの幽霊新幹線のシーンで、銀河鉄道999の幽霊列車を思い出してミャウダーのオルゴールが鳴らないか不安だった。後で聞いたら、なぼP氏も同じコトを思っていたらしいw

昼飯は、最近発見した『伊藤商店 足利店』(オープンは半年前)。なぼP氏は看板メニューの『金の中華そば』、俺っちはソレに背脂をのせた『白の中華そば』を注文。“仙台発祥”と“中華そば”の言葉に惑わされた(?)が、ルックス&味は佐野ラーメンに近い感じで、美味しゅうございました。家から近いし、これから通う予感・・・。

ムーンベースに戻ってからは、何故かバス釣り大会?

 

 

最初XboxOneの『Euro Fishing』をプレイしてたんだが、もっさり&ゆったりしたゲーム進行に耐え切れず『ゲットバス』に切替えた。

アーケードモード最終ステージで9kg台のバスを釣り上げるべく奮闘し、最終的になぼP氏の優勝で幕を閉じた。ぐぬぬ。

『ゲットバス』は俺っちもなぼP氏もドリームキャスト(+釣りコン)で散々遊び倒したハズなのに、今やってもオモシロイのはスゴイことだよなぁ。原作(?)というか、アーケード版も千駄ヶ谷在住時代に代々木駅前のゲーセンでプレイしたっけなぁ。(大概釣りコンの物理的フィードバック機能が故障中だったのはご愛敬)

 

 

セガハードは博物館の夢を見るか?

 

米尼から到着した日本では滅多にお目にかかれない「NAMCO MUSEUM」のドリームキャスト版。セガ系ハードで出た唯一の「ナムコミュージアム」だ。

ドリームキャストにもリージョン制限がかかっているので、日本版の本体ではプレイできない。

 

 

そのままドライブしても「地域が違う」等のメッセージではなく「ゲームディスクとして認識していない」旨の非情なメッセ―ジが出る。

大概のゲームハードではリージョン制限を突破するためには、本体自体を改造する必要があるケースが多いのだが、ドリームキャストについては実に簡単に突破できるツールが市販されている(いた)。「DC-X」なる謎の黒円盤がそれだ。

1:ドリキャスにDC-Xをセットして電源ON。

2:画面にしたがってDC-Xのディスクを抜いて

 

3:プレイしたい海外ソフトに入れ替えるだけ

 

 

 

 

 

 

あっけないほど簡単に起動した!

パッケージにも登場しているパックマン夫妻(?)が、メニュー画面にもフューチャーされている。後発のPS2、Xbox、GC版に比べると収録タイトル数が少々淋しい感じだね・・・。

移植の度合としては可もなく不可もなくといった感じ。久々に握ったドリキャスコントローラーは結構手にしっくりくるサイズでいい感じだ。

何故ナムコはこのソフトを日本向けにはリリースしなかったのか?さらに言うとナムコは日本国内のドリームキャスト向けには「ソウルキャリバー」と「ミスタードリラー」の2本しかリリースしていない冷遇度合だったのは何故か?なんつうか、やっぱり「プレイステーション陣営」として生きていくしかなかったのかしら?

さて、このソフトも吸い出してマカロン等のDCエミュで動かせるのか?後でチャレンジしてみよう・・・そうしよう。

君の乳は。

なぼP氏と「君の名は。」を観てきた。イオンシネマ太田での映画は2ヶ月ほど前に「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」を観て以来なので、偶然ではあるが「神木隆之介ファンクラブ」状態w

思春期男子が女子の身体に入れ替わったら、自分のおぱーい揉むだけではすまないと思うゾ。ていうかパジャマの上からでなくてじかに揉みやがれ。と下世話な感想から語りだすが、おぱーい揉むのは「転校生」からの伝統orリスペクトなので仕方ないよな。

ウチみたいなこんなブログでネタバレを気にしているのもアレだが念のため改行・・・

さっきも言った映画「転校生」とその原作の「おれがあいつであいつがおれで」が有名だが男女の入れ替わりは題材としては既にありふれている感もあったが、そこに3年という時間差を入れ込むことで、一度は過去の歴史として確定してしまった死亡事故からの回避という、“ループもの”の要素を含んだSF小編としてうまく話が構成されていた。

アニメ監督として原作・脚本を同じようなスタンスで、既に成功している細田守とどうしても比べてしまうが、新海誠の方が話をまとめるのがウマイと感じた。(細田氏は色々な要素を1つの映画に詰め込みすぎちゃうんだよねぇ・・・。)

映画の後は例によって「谷家」でラーメン&餃子。今回は塩チャーシュー麺にチャレンジ。これまたあっさりで、とてもおいしゅうございました。

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ゲームセンタームーンベースに戻ってからは、先週の「ゴジラジェネレーション」の続き。

バッチリとコツを掴んだなぼP氏、見事、メカゴジラで最終面クリア→エンディング到達!

初代ゴジラがプレイヤーキャラとして追加になりました。このままジャイアント芹沢博士出現まで頑張ってもらいたいところ。

 

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ついでに(?)先般購入した、ドリキャス中古キーボードの動作確認。

これで、ドリキャスキーボードが「初期版」「後期版」「北米版」の3種揃い踏みとなった。

 

しかし、「タイピング・オブ・デッド」での2Pプレイが動作しない。ドリキャスがポートBにつないだキーボードを認識しないという不具合が発生している。ドリキャス本体の故障も疑われたが、通常コントローラはポートBで問題なく動くことは「デッドオアアライブ2」で“念入りに”確認できたので原因は別のところにありそう。後で調査してみよう。そうしよう。

シン・ゴジラ対メカゴジラVSガイガン

DSC_1076あしこタウンあしかがにて、なぼP氏と「シン・ゴジラ」の2回目鑑賞。

昼飯は前回定休日で行けなかった「ラーメン琥珀」にて、鶏そばをいただく。ランチメニューセットでライスとギョーザ5個つけた。

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ゲームセンタームーンベース(別名:俺ん家)に戻ってからは最近入手したゴジラゲーム2種でおもてなしw

ドリームキャストの「ゴジラジェネレーションズ」とXbox(初代)の「Godzilla: Save the Earth」。

 

「ゴジラジェネレーションズ」はなんとドリキャスのローンチ(本体リリースと同時発売)タイトル。ゴジラシリーズの怪獣の1体になりきって、制限時間内に街を破壊しまくり達成率が一定以上になればクリアというもの。

当時は「子供だまし」的なニオイを感じて全然興味がわかず未プレイだったが、あえて今「シン・ゴジラ」を観たタイミングで遊んでみると“怪獣ごっこ”の趣きが逆にシンプルに楽しくおもえてくるなぁ。当初はゴジラかメカゴジラのどちらかしか選択できないが、ステージを進めると登場怪獣も増える仕組みで、なにやら最終的には禁断の「ジャイアント芹沢博士」が使用可能になるらしい。オキシジェン・デストロイヤーを振り回す攻撃パターンは是非見たいので、なぼP氏には途中セーブの続きを次回来店時にもプレイしていただきたい。(←自分でプレイするのはメンドクサイし・・・w)

「Godzilla: Save the Earth」の方は、日本では「ゴジラ怪獣大乱闘 地球最終決戦」というタイトルでPS2版のみリリースされていたもので、今回入手したXbox(初代版)は北米版。当然、日本版の本体ではそのまま動かないのでX星人に強化改造してもらった(ことにしておこう)。

内容はゴジラシリーズ登場怪獣同士の対戦格闘。PCエンジンやSFCでもゴジラ対戦格闘は出ていたが、時代の流れ的に今作は2Dから3Dポリゴンモデルになっている。ゲームとしてのテイストはネオジオで出てた「キング・オブ・ザ・モンスターズ」の方がより近いのかも?ちなみにコントローラを4つ繋ぐと4人でバトルロイヤルもできるらしいッス。

こちらは、なぼP氏のガイガン対俺っちのゴジラ(2000年Ver.)で数試合対戦してみたが、対戦格闘ゲームとして見ると、ちょっち大味すぎた感じだしてイマイチだったな・・・。

ゲーッ!ゲーッ!ゲーェーッター! ゲットバス!

ゲットバスタイトルXboxOneno後方互換に「ゲットバス」がきてた。

ゲットバスプレイ
朝靄けむるこの湖にも久しぶりの来訪。なにもかも懐かしい・・・。
ゲットバス最終ステージ

 

 

 

ヘタクソなのは相変わらずで、コンティニューしまくって、シークレットエリアに到達。ゲットバス7714g

 

 

 

最終面はオマケ的部分なので、7714gが結構アッサリ釣れてエンディングへ。

リアル世界でもバス釣りにチャレンジしたこともあるが、こんな簡単に釣れないぞ・・・。

 

DSC_0802コイツをUSB変換して、使えるようにして欲しいッス。

久々に86トレノ

DSC_0641 DSC_0644筐体自体はチヒロ&OUTRUN2SPに分捕られてしまったが、NAOMI2ボードは、Newアストロに移植してあるので「頭文字D Ver.3」の動作は可能なのだった。

 

 

DSC_0646

 

今回ようやく、GD-ROMからNetブート用の転送データに変換することに成功した。

ドリームキャスト本体と例のSDカードリーダーを使ってGD-ROMからリッピングしたファイルを、某エミュレータ付属の機能で一度CHD化してから、TOCとBINに分割。そのBINファイルから必要な部分のみを切り出して、これまた別の某エミュ用ツールで暗号復号するという地道な手順・・・。

 

SEGAのI/Oボードはデバイス未結線のままなので今日のところはゲーム自体はプレイできない状況。

ハンドル&アクセル&ブレーキのアナログ信号入力は、ドリキャス用のハンドルコントローラを改造して繋げようかなと目論んでいるのだが、「ひげねこ堂」さんのぽて子というオリジナル商品(デジタル信号での入力をアナログ出力に変換するボタン)もちょっちキニナル・・・。

(続きはあした?)

 

そうるきゃりばぁ

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XboxOneの後方互換機能にひっそり&こっそり「ソウルキャリバー」が対応した。なにやら今後は月イチでまとめてリリースではなく、対応作業が完了したものから順次リリースしていく方針に切替えたとの話だ。

当初のリリース案内「今秋までに100タイトル以上対応予定」に続いて「対応タイトルは毎月追加」の2つ目の公約まで反故にする気まんまんやねw

でその「ソウルキャリバー」だが、特に処理が重たくなる気配もなく普通に遊べる。(最終ボスのガイコツの炎あたりはどうだかチェックしてないけど・・・)

Xbox360版は細部も含めて、ほぼSEGAドリームキャスト版そのまんまに見える出来。おそらくソースコードを流用してリコンパイルで実現していたものと推測されるが、それが今度はXboxOne上のXbox360のエミュ技術で動いているワケで、いっそのことXboxOne上で動作するドリームキャストのエミュレータを開発&リリースしてくれればイイのにと思ったりもした。セガ元会長が初代Xboxの開発中のマイクロソフトにドリームキャストの互換機能を盛り込む提案をして却下されたという経緯もあるだけに色々と感慨深いッスねぇ。

NAOMIのメープルバスにドリキャスコントローラを繋ぐ話の続き

コネクタ結線(つづく)と書いといて続きを書かないままだったところ、コメントが付いたようなので続報。

ジャンク品のドリキャスから文字通り切り出してきたコントローラのコネクタ部品をケーブルにハンダ付けした。

ちなみにケーブルは三和電子製の「5PINコネクター付ハーネス【JLF-H】」を2本使用した。本来の用途は同社製の基板タイプのジョイスティックを配線するためのものだが、末端の5PINコネクタがNAOMIのCN6とCN7に差すのに丁度イイ。とはいえ、そのままでは隣のピンに干渉してしまうので、CN6に挿す方は右側を、CN7に挿す方は左側をヤスリ等で削る必要があるでヤンス。

カプコンテストで、VM連動に対応しているCAPCOMのソフト(ここでは「CAPCOM VS SNK」を使用)を起動して、テストモードのGAME CONFIGRATIONに入って「VM-KIT TYPE」を「CAPCOM」に設定。

カプコンテスト2
するとINPUT TESTでもコントローラのテスト画面が表示されるようになる。

メモリの画面
これでゲーム内でもドリームキャストのコントローラがバッチリ使えるようになった。

VMメモリの液晶にもゲームタイトルロゴが表示されてる芸の細かさ!

 

GAME CONFIGRATIONでは「VM-KIT TYPE」に「CAPCOM」でなく「SEGA」も選択できるのだが詳細は不明。おそらくドリキャスコントローラを経由せず、筐体にVMコネクタが直付けされてるタイプであろうと推測される。

GAME CONFIGRATIONに「VM-KIT TYPE」の項目があるゲームは、間違いなくVM対応しており、CAPCOM製の対戦格闘ゲームはほとんどがドリキャスコントローラでの操作も可能になっている。

「機動戦士ガンダム 連邦vs.ジオンDX」は、項目がないにも関わらずドリキャスコントローラによるゲーム操作が可能であった。

逆に同じカプコン絡みでも「ギガウィング2」はダメだった。

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で、リクエスト(?)のあった「ダイナマイト刑事EX」が、ドリキャスコントローラで操作できるのか・・・

DSC_0391テストモードのコンフィグにはそれらしい項目は無かったが、ゲーム本体を起動するとVMの液晶に「DYNAMITE COP」の表示が出た!

「これはっ、イケるか?」

と思ったが、そこまでだった。残念ながら、ゲーム操作はコントローラでは不可。

「スラッシュアウト」はROMを持ってナイので確認出来なかったが、おそらくダメだと思うなぁ。

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全部のNAOMIゲームがドリームキャストコントローラでの操作に対応しているのなら、I/Oボードが不要になるので、よりコンパクトにNAOMI本体と電源その他インタフェースをまとめて、PCエンジンにおけるスーパーグラフィックスみたいな、ドリームキャストSG(!)が作成できるかと思ったのだが、どうやらそれは無理みたいだわ。(そもそも上位互換してナイけど)

VM連動対応のドリームキャスト側のソフトもいくつか持ってるので、そのうち気が向いたらソッチの機能も試してみるとするかな。