ウチに来たのは限定販売250台(おそらく10台は予備?)のうちのNo.61。
中身はコレ!「Arcade1upアウトラン」!
北米では去年(2020年)の11月頃にリリースされたことを知った時点で「欲しい」と思ったのだが、日本でArcade1upのライセンス販売しているタイトーはどうやら第2弾で打ち止めらしく以降のシリーズは取扱う気配がないし、個人で輸入するとスゲー送料がかかるっぽいので、泣く泣く諦めていた・・・。
諦めていたハズなのに、今年の6月終わりに、玩具や雑貨の輸入品を取り扱っているシャインという会社が限定250台で国内販売するよ!との情報を得ちゃったので、すかさず予約したのだった。(なお、税込96,800円)
組立作業自体は、過去にArcade1upの「ギャラガ」を組んでいるので慣れたモンです。
MDF材のボードどおしをダボを挿し込んだうえでネジ止めしていく、少し難度の高いカラーボックス組立ってな感じ。ダボに1本不良品が混じっていたが端材を同じサイズに削って代替させた。
通常の組立てを追っても意味が薄いので、後々改造等する時に必要な情報をメモっておくとす。
使用されてる液晶モニタは「DV170YGZ-N10」で、先日「Pac-Man 40th Anniversary Edition」を映すために購入したものと同一型番。Arcade1upの第一世代(国内タイトー販売分等)に使用されてる「M170ETN01」とは互換性がないので注意が必要。
スピーカーは8Ω3Wが2つで一応ステレオサウンドになっている。結線はPCBユニットにステレオミニプラグ。
ハンドル(ステアリング)は5kΩのボリュームが直結。ギアとか経由してなくてハンドルの軸とボリュームの軸はホントに直結なので、耐久性には疑問が残る。
ローとハイのシフトギアはスプリングで中立に保持されたレバーが、それぞれ上下に倒したときにそれぞれのスイッチを押すだけの仕組み。
各入力信号は中間コントロール基板に一旦集約された後にPCBに接続されている。ハンドル、シフトギア及び各種ボタンは直にコネクタで、アクセルとブレーキのフットペダルは4極プラグで中継されている。
アクセルとブレーキも5kΩのボリュームが使用されている。これも薄いプラスチック部品で保持されてるだけなので、耐久性にはとぼしそう・・・。
座席シート部は後回しにして、とりあえず筐体部分が組み立て終わったので通電テスト。なんとアクセルが効かないトラブル発生。結線を追ったところボリューム部分の断線(というかすっぽ抜け!)が判明。サクっと再ハンダ補修して無事動作するようになった。
背板をネジ留めする前に忘れずに「ラッドラリー」の追加作業。
本家Arcade1UPのサイトからDLしてきたデータをUSBメモリーに格納して、マイクロUSB端子で本機のコネクタに接続する必要があるのだが、ウチにはシンプルな変換コネクタがなかったのでUSB手動切替器とBオス⇔Aメス変換コネクタを組み合わせて何とか乗り切った。本音を言うと「ラッドラリー」より「ラッドモビール」の方が遊びたいんだが、なんか現状では「ラリー」の方しか動作してないというエミュ界隈情報あり。
後日(一週間遅れで)座席シート部分も組立完了。OUTRUN2SP(とうふ店仕様)と並べて記念撮影してみた。ツイッター等ではデカいデカいと言われているArcade1UPだが、こうして業務用筐体と並べてみるとコンパクトに見えるよね。
あと、ステアリングのキャリブレーションをヒジヤンさん(全日本テーブル筐体愛好会会長)のアドバイスどおり【左65 右191】に設定したら、キレがよくなって快適になったッス、感謝!