カテゴリー別アーカイブ: ハード改造

ベルト交換2

ラックに入れてる現役稼働中のエリートの方もディスクトレイの開きが怪しくなっていたので、コチラもサクッと分解してDVDトレイのゴムベルトを交換だ。

このエリートも消費電力表示からJasper基板だと推測できていたが、BINGOで先日分解したアーケードと構成はまったく同じだった。内蔵メモリらしき部品も見えるのだが、エリートでは内部設定(BIOS)で不活性になってるだけなのかもしれないな。もっとも360は後期に外付USBメモリに対応したし、今や256MB程度を手間かけて活性化する意味もナイのでそのままにしておくとす。

今回の交換対象となったベルト。左側が外した古い方で、そんなに伸びてはいないけどゴワゴワに固くなってしまっていた。

これで、まだ当分戦えるぞ!

ベルト交換

ディスクトレイが開かなくなってたXBOX360の修理をしたよ。
コイツはその昔2台目として、太田市内ケ島町にあったガラクタ鑑定団太田店(現在は閉店)で購入した『XBOX360アーケード』。256MBのメモリが内蔵されているバージョンであり、排熱不良による故障(ROD)が起きづらく設計変更されたJasper基板が使われている初期型でも後期に属するモノ。ゲーム機鑑定部門に中島誠之助がいたら確実に『大切になすってください』と言われちゃうモノなのだ。

修理内容はドライブ内部のリジェクト用のモーター駆動をトレイに伝えるゴムベルト部品の交換なのだが、ソコにアクセスするには本体を分解する必要がある。
幸い、分解方法についてはネットで検索すると頼もしい先達が残してくれている情報が簡単にみれるので、有難いことだ。今回はコチラを参考にさせてもらった。なお、マイクロソフト社による修理サポートはとっくに終わってるので例によって「今日からは俺がサービスマンだ!」と呟いてMSの封緘を剥がしたよ。

そして、件のゴムベルト部分へのアクセスが可能に!

左が交換する新品。右が外してみたら、伸びて形が固着しちゃってたモノ。

ういす。復活の2号機。識別のためにフロントにはこんな感じで”AC2″と標示してるのよん。

電動リクライニングしねぇソファはただのソファだ

ニトリが堀込町にあった頃に買った電動リクライニングソファが動かなくなったまんまだったのだが、年末大掃除で作業スペースが空いたので、ひっくり返して修理を試みんと欲す。

モーター部分が逝ってたりする最悪の事態も想定しつつ、まずはとば口のACアダプタ部分のチェック。
OUTPUTが29Vの2Aという馴染みのない電圧&電流でコネクタも初めて見た形状だ。

うわ、2Vしか出てないでやんの。

一応開けてみたけど、あからさまに液漏れしてるコンデンサ等の異常は見当たらない。となれば、サクッとACアダプタを丸ごと交換しちゃうしかない。元の型番のHXY-270V2220AではHITしなかったが、同じ電圧&電源のモノを尼で見つけたので即注文。

正月だってのに翌日に届いたよ。スゲーな日本の物流業。

イエーイ。電動機能が大復活!
これで、ゆったり姿勢で、正月番組やら尼プラやらHuluを観るとするかね。

プレステ5を大購入!

尼の招待購入には数日前に当選したまま二の足を踏んでいたのだけれど、ぱちんこ乃木坂とパチスロ北斗の拳でイイ具合に勝ってまとまった【アブク銭】が入ったイキオイで購入!
メインで遊ぶ予定なのがグランツーリスモ7なので、DLC同梱版を選択した。

TV脇のゲーム機も構成を変更して、XBOXの下段に鎮座させた。XBOXよりもデカいぞ!
棚に置いた途端に青色(というか水色?)に瞬時に変化した。ソニーの技術力ってスゲーな。(もちろん嘘)

PS4の純正コン以外の周辺機器はそのままでは使えないらしいので、自作スティックとハンコンを対応させるべく変換器も準備した。もっぱらBROOK頼み。

UFBはPS4までにしか対応していないが、このちんまい『UFB-UP5』というパーツを追加するとPS5に対応するという仕組み。最近の半導体不足&円安の影響で通販価格が上がっているが、千石電商のオンラインショップが一番安かったのでココで注文した。(2月3日現在売り切れてる!)

ハンコンの方は別途。

MP07-IONA-US を買ってみた

JVSでXbox360系やPS4系のUSBスティックが使用可能になるってコトで、NAOMIを入れてるブラストシティとNAOMI2を入れてるNEWアストロシティそれぞれとXBOX360との切替え運用が楽になると考えて導入してみた。

裸のまんまじゃ寒いので、100均ショップで適当なケースを買ってきて、コレを加工せんと欲す。

文字通り”粗削りな”仕上りだが、まぁ筐体内部へに設置だからイイさね。

あとは、USB切替器を増設してワンタッチでの運用をめざす!

ブラストシティをちょっとだけイジる

ブラストシティのモニタは15K、24K及び31Kの3モード対応なのだが、自動ではなく手動で切替える必要がある。DIPスイッチはやや奥まっているところに小振りなモノが付いているので、切替え時にツマようじor小さいドライバーが必要でいちいち面倒臭かった。

なので、線を引き出して小さいスイッチを付けてやりましたとも!

ぜいたくな名だね。今からおまえの名前はTとSだ。

OUTRUN2筐体だが、バックアップ用の蓄電池はとうに力尽いているので1日未起動だと次回起動はソフトの読込みからやり直すことになる。ネットブート化してあるので読込み自体はそれ程面倒ではないのだが、ゲームのアサインメントが初期化されてしまうので、15連モードを出すためにはいちいちテストモードに入ってその都度再設定する必要がある。

テストモードのボタンと設定に使うサービススイッチのボタンはコインシューターの扉の中にあるので、今まではコインシューターの扉のカギを開けっぱなしで運用してたのだが、文字通り”しまらなくて”見栄えが悪い。

なので、押しボタンスイッチを2個買ってきて押しやすい位置に引き出した。

OUTRUN2では使わない故障したカードリーダーユニットを撤去してカード挿入口の穴を利用した。土台にしたプラ板はジャンク箱から見つけたPCの5インチベイ用の目隠し板だ。

ニンテンドー or ニンテンドウ

約5年前に「NAMCO MUSEUM64」がどんなソフトなのか見たいがために入手したNINTENDO64だったが、今更ながらRGB出力化をしてみた。

コレがその改造パーツ。【For Nintendo 64 rgb mod chip,with clearer and softer images,connected to CRT TV or used with OSSC and scart cable for N64 NTSC

ウチの64を分解したところ「NUS-CPU-04」というマザーボードであることが確認できた。

01~04基板までは内部にRGBの信号を取り出せる場所があるので、そこからリード線でAVコネクタに引っ張ってきてスーパーファミコンのものと同じ配列で出力される仕組み。05基板はRGBが取り出せないのでアウト。で、04基板は01~03基板まではあったC-syncのチップが省かれているのだが、今回のこの基板はその部分も補う機能がついているのだ。昔、同様の改造パーツを見た時はC-syncに対応する機能がなくて04基板では使えなかったのだが、知らん間にバージョンアップしててよかったネ宇宙。

本体基板のAVコネクタ部分を2階建てにして、各所から必要な信号線を引いてくるだけの簡単なお仕事。・・・だったハズだが、細かいところが見えにくくて難儀。視力低下でなくて老眼だよなぁ。眼鏡作るしかないかなぁ・・・。

動作確認をしてみたら、なんか色目がヘンだ。元々黄色い御仁ではあるが、いつになく黄色味が強い!

なんか失敗したかと思って、ドリキャスでも試したら同じように黄色いので、RGBケーブルの不具合と判明。このケーブルは1本でSFC、DC、PS2、XBOX(初代)に対応しているスグレモノ(・・・対応力はスグレモノだけどケーブルの品質としては疑問が残る)だ。(あと何故かSSに対応していない!)

単純に電解コンデンサの容量抜けと思われたので、16V100μFのものを3つ(赤・青・緑)交換した。

結果はバッチリ。黄色い御仁も本来の色目に戻った。なお右側にいるご婦人は”かつて嫁であった今は他人(しかも係争中?)”w

で、何で今更ニンテンドウ64なのか?という事だが、自作アーケードスティックの強い味方であるRetroBoardがどうやら遂に64に対応するらしくて、先般β版のファームウェアをテストする機会に恵まれたのだった。残念ながら現状チェック結果は”不良”だったが、ファーム改修をただ待ってるのも暇なのでRGB化に踏切ってみたというワケだ。新ファームが待ち遠しい!!

アウト?セーフ?らんららんラン!

デカくてスゲー重い荷物が到着。佐川急便の兄ちゃんはひとりでトラックから降ろして玄関口まで持ってきたぞ(尊敬)。

ウチに来たのは限定販売250台(おそらく10台は予備?)のうちのNo.61。

中身はコレ!「Arcade1upアウトラン」!

北米では去年(2020年)の11月頃にリリースされたことを知った時点で「欲しい」と思ったのだが、日本でArcade1upのライセンス販売しているタイトーはどうやら第2弾で打ち止めらしく以降のシリーズは取扱う気配がないし、個人で輸入するとスゲー送料がかかるっぽいので、泣く泣く諦めていた・・・。

諦めていたハズなのに、今年の6月終わりに、玩具や雑貨の輸入品を取り扱っているシャインという会社が限定250台で国内販売するよ!との情報を得ちゃったので、すかさず予約したのだった。(なお、税込96,800円)

組立作業自体は、過去にArcade1upの「ギャラガ」を組んでいるので慣れたモンです。

MDF材のボードどおしをダボを挿し込んだうえでネジ止めしていく、少し難度の高いカラーボックス組立ってな感じ。ダボに1本不良品が混じっていたが端材を同じサイズに削って代替させた。

通常の組立てを追っても意味が薄いので、後々改造等する時に必要な情報をメモっておくとす。

使用されてる液晶モニタは「DV170YGZ-N10」で、先日「Pac-Man 40th Anniversary Edition」を映すために購入したものと同一型番。Arcade1upの第一世代(国内タイトー販売分等)に使用されてる「M170ETN01」とは互換性がないので注意が必要。

スピーカーは8Ω3Wが2つで一応ステレオサウンドになっている。結線はPCBユニットにステレオミニプラグ。

ハンドル(ステアリング)は5kΩのボリュームが直結。ギアとか経由してなくてハンドルの軸とボリュームの軸はホントに直結なので、耐久性には疑問が残る。

ローとハイのシフトギアはスプリングで中立に保持されたレバーが、それぞれ上下に倒したときにそれぞれのスイッチを押すだけの仕組み。

各入力信号は中間コントロール基板に一旦集約された後にPCBに接続されている。ハンドル、シフトギア及び各種ボタンは直にコネクタで、アクセルとブレーキのフットペダルは4極プラグで中継されている。

アクセルとブレーキも5kΩのボリュームが使用されている。これも薄いプラスチック部品で保持されてるだけなので、耐久性にはとぼしそう・・・。

座席シート部は後回しにして、とりあえず筐体部分が組み立て終わったので通電テスト。なんとアクセルが効かないトラブル発生。結線を追ったところボリューム部分の断線(というかすっぽ抜け!)が判明。サクっと再ハンダ補修して無事動作するようになった。

背板をネジ留めする前に忘れずに「ラッドラリー」の追加作業。

本家Arcade1UPのサイトからDLしてきたデータをUSBメモリーに格納して、マイクロUSB端子で本機のコネクタに接続する必要があるのだが、ウチにはシンプルな変換コネクタがなかったのでUSB手動切替器とBオス⇔Aメス変換コネクタを組み合わせて何とか乗り切った。本音を言うと「ラッドラリー」より「ラッドモビール」の方が遊びたいんだが、なんか現状では「ラリー」の方しか動作してないというエミュ界隈情報あり。

後日(一週間遅れで)座席シート部分も組立完了。OUTRUN2SP(とうふ店仕様)と並べて記念撮影してみた。ツイッター等ではデカいデカいと言われているArcade1UPだが、こうして業務用筐体と並べてみるとコンパクトに見えるよね。

あと、ステアリングのキャリブレーションをヒジヤンさん(全日本テーブル筐体愛好会会長)のアドバイスどおり【左65 右191】に設定したら、キレがよくなって快適になったッス、感謝!

リレ―交換んん!

PCに接続してUSBオーディオとして使っているVH7PC。昨年夏あたりに右chが鳴ったり鳴らなかったりの事象が発生し、ダマしダマし使っていたが遂に右chが沈黙して左chまでも鳴ったり鳴らなかったりになってしまった!

館林弁で言うと”パタくれた”。

ネットで調べてみると同事象が山のようにヒットした。どうやらスピーカー端子のハンダクラックとリレー回路の故障に起因しているようだ。”欠陥”とまではいかないが”弱点”であるらしい。幸い修理事例とそれに伴う”分解手順”も丁寧に解説してくれてるサイトがあったので、それを参考にサクっと修理に挑んだ。

上の写真が手をいれた箇所。4箇所の再ハンダと6本足のリレー部品の交換という、それ自体の作業は軽微なのだが、このメイン基板にアクセスするためには本体のネジというネジを外しまくり、コネクタ&フラットケーブルを外しまくらなければ辿りつかないのだ。まるでパズル!

ハンダ吸取り線をあてがって古いリレーを除去し、新しいリレーと交換だ。

元々付いている「OEG製:OSA-SH-212DM3」は現在は廃番になっているが、同等品が「Panasonic製:ALA2F12」であることもネット検索して購入済。170円(税込)。

分解パズルとは逆の手順で組立パズルにチャレンジして、無事復活。(ネジが余ったりはしなかったよ。)

左右chとも、音声が復活してヨカッタネ宇宙。

このアンプ&スピーカーもアキバで投売り価格で購入して、早20年が経とうとしてるのね・・・。64Bit版のUSBドライバを開発&配布してくれた人には感謝しかない。